ランディングページを作りたいと思っても、何から始めたらいいか、分からないことも多いですよね。
この記事を読むと、効果の高いランディングページを作るためのポイントや、制作会社の選び方が分かるようになります。
それでは始めていきましょう。
今、LP(ランディングページ)が顧客獲得に効果的な理由
L P(ランディングページ)とは、ユーザーに対し、自社の売上につながるアクションを促すページです。
たとえば、商品を購入してもらう、申込みをしてもらう、資料をダウンロードする、などです。
そのために、自社商品やサービスについて様々な角度から紹介します。
実店舗にたとえるなら、来店したお客様に担当スタッフが付き添って、ていねいに説明をしながら店内を案内するイメージです。
お客様に伝えたいことを1ページにまとめてあるので、ユーザーも知りたいことをすべて知ることができ、最後まで読み進めてくれる可能性が高いです。
L Pがユーザーに寄り添った内容であれば、見込み客になってくれる可能性が高いのです。
営業活動がオンライン化しつつある今、ランディングページを用意するのは必須と言えるでしょう。
LP(ランディングページ)を作る時に陥りがちな失敗とは?
ですが、LPを制作しただけでは、十分な効果が得られるとは限りません。
デザインの技術や文章力があれば、誰でもL Pを作ることはできます。
ただ、デザインの格好よさや細かい文言にとらわれて、肝心のリード(見込み顧客)獲得ができていない、というケースもあるのです。
冒頭でもお伝えしましたが、LPの目的は、ページに流入したユーザーに何らかのアクションを起こしてもらい、自社とのつながりを作ること。
そのためには、L Pをどのような構成で制作するのか、入念な「設計」が必要です。
これからLPの制作をお考えであれば、きちんと結果が出る設計をした上で、制作するといいでしょう。
LP(ランディングページ)制作の予算はどれくらい?
LP(ランディングページ)の設計に「これが正解」というものはなく、目的や用途によって都度、考えていくのが一般的です。
当社では、顧客企業に細かくヒアリングして、1からページの内容を設計していきます。
一方で、LP制作用に、テンプレートを準備している制作会社もあります。
その場合は、決まったフォーマットに必要な要素を入れ込むだけなので、制作の手間を省けます。
完成にかかる時間をショートカットでき、費用も比較的リーズナブルです。
実際のところ、L P制作は1ページ10万円くらいから依頼できるところもありますが、多いのは1ページあたり20万円~60万円程度という印象です。
この金額の差は、制作プロセスの違いによる部分が大きいでしょう。
ですので、制作会社を選ぶ際は、自社がどんなL Pを作りたいのかを明確にして、制作会社に問い合わせをしてみるといいでしょう。
どのようなプロセスを経て制作するのか、どこからどこまで相談できるのかを確認します。
求めているものが一致すれば、テンプレートを利用するのもひとつの方法だと思います。
ただし、自社の希望を反映しづらいのはデメリットなので、実際にはオリジナルの設計を希望される企業様も多い印象です。
当社では、顧客企業様の商品やサービス、情報を届けたいターゲットなど、あらゆる角度から検討してLPの構造を設計しています。
B to Bにおける、効果の高いLP(ランディングページ)を作るポイント
当社では、主に「B to B」のLPを制作しています。
B to BとB to Cではターゲットが違うため、LPの設計や盛り込む要素、目指す成果も異なります。
ポイント①リードの獲得を目指す
B to CのLP(ランディングページ)では、製品を購入してもらうのがゴールです。
一方、B to Bの場合は、リード(見込み顧客)の獲得が目標となります。
たとえば、問い合わせをしてもらう、資料や特典をダウンロードしてもらう、などです。
行動の敷居を低くして、多くのリードを獲得。その後は有益な情報を提供し続けるなどして、自社のファンになってもらうことです。
L Pは、出会うためのきっかけづくり
当社も多くの担当者様からお問い合わせをいただきますが、極力早めにお返事をしています。
お問い合わせの内容をもとに、必要と思われる資料を作成し、情報をお送りすることもあります。
すると、先方に安心していただけることが多く、アポイントや商談につながることが多いです。
このように、L Pはコンバージョン率だけでなく、長期的なフォローによって関係性を築いていくことが大切。
いちど信頼関係ができると、リピーターになってくれる可能性が高いです。
ポイント②他社との比較に強い内容にする
B to CのLPは、閲覧しているユーザー自身に決定権がある場合が多いです。
LPの内容に心を動かされ、突発的に申し込む人もいるでしょう。
一方、B to Bの場合、LPを閲覧するユーザーに、行動の決定権がないケースも多いです。たとえば上司に頼まれて、情報を集めているだけかもしれません。
ですので、他社と比較されたとき、信頼を与えられるような内容であることが望ましいです。
感情に訴えかけるだけでなく、機能やスペックなど客観的な説明や、数値データや導入企業数、メディアでの掲載実績など、あらゆる情報を網羅する必要があります。
デザインに関しても、B to Cであれば、ターゲットとなるユーザーの好みをイメージしますよね。女性向けであれば、女性が好みそうなおしゃれなデザインにするなど。
ですが、B to Bの場合は、ユーザーの属性を選ばないベーシックなデザイン、安心感や信頼感、落ち着いたトーンを重視します。
ポイント③集客を意識する
B to Bのランディングページには、自社の専門分野に興味を持っている人から、大量のアクセスが集まるようにしたいものです。
そのために、適切な手法を駆使することが大切です。
たとえば、オウンドメディアの記事からL Pに流れる仕組みを作ります。
オウンドメディアでは、見込み顧客にとって役に立ちそうな知識を提供し、検索からアクセスを狙います。
記事を読んだ人が「関連情報を知りたい」と思ってLPに進んでくれて、そこから問い合わせやサンプルの申し込みができるようにします。
L P自体もSEOを意識して、検索のニーズを満たすことも大切ですし、広告やSNSとL Pを連動させるのもありでしょう。
どのような手法が合うかはケースバイケースですが、見込み顧客を呼び込むために最適な手法を用い、LPを制作します。
ポイント④リード獲得への仕組みを設計
L Pを最後まで読んでもらうには、伝えるべき情報を、どのような順序で伝えるかが重要です。
さらに、「今月いっぱい無料でダウンロードできます」のように、ユーザーが今すぐアクションを起こすべき理由を用意して、リードの獲得を目指します。
LPは制作後の改善によって効果が上がる
前述の通り、LPは作るだけで満足してはいけません。
これまでにお伝えした、1〜4のポイントを踏まえても、すぐに結果が出るとは限らず、定期的な見直しや改善が必要になります。
むしろ、作った後の運用が重要とも言えます。
当社では、LPの制作にとどまらず、その後の運用も含めてサポートしています。
LPの改善は感覚的にではなく、データを元に検証します。
よく用いられる指標に「CVR(コンバージョン率)」と「CPA(CV1件あたりの獲得単価)」がありますが、こういった数値を定期的にチェックして、改善策を立てていきます。
LP(ランディングページ)制作会社をお探しの方へ
当社では、B to Bの発信をサポートする、ランディングページやオウンドメディア、映像制作など、各種クリエイティブを手がけています。
もっと詳しい話を聞きたい、制作をサポートしてもらえる?などの疑問やご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。