スマートフォン市場の拡大によって、YouTubeをはじめ、facebook、Twitter、InstagramなどのSNSでも、ごくあたりまえのように動画広告が見られるようになりました。
しかし、「広告用に効果の高い動画を活用したいけれど、どうやって作ればいいのか分からない」「自社で作るのか、外部の制作会社に発注するのか、どちらが良いのか分からない」というマーケティング担当者も増えているのではないでしょうか。
さらに、「いくら掛かるのか、動画広告の制作料金の相場が分からなくて不安だ」「動画広告は高いというイメージがあり、とても外注する予算がない、かといって、社内に動画制作ができる人材は見当たらない」とお悩みの中小企業経営者もいらっしゃることでしょう。
そこで、この記事では、動画広告の制作費用の相場、おすすめのコストパフォーマンスが高い広告用の動画作成サービスのポイントについてご紹介します。
動画広告を制作する方法は?
まず、動画広告を制作する方法には、社内で作成する方法と外部で作成する方法の2種類があります。
動画広告を自社で制作する
できるだけ動画広告の制作費用を抑えたいという場合の作成方法のひとつとして、社内制作があります。カメラやライトなどの撮影用機材、動画編集ソフトが揃っていて、それを扱えるスタッフがいれば、自社で制作することは可能でしょう。自社のブランドイメージや広告目的を熟知したスタッフが作ることで、企画内容とのブレが生じにくいメリットがあります。ただし、プロのクリエイターではないので、制作に時間が掛かったり、クオリティが低くなるリスクもあるかもしれません。
動画広告の簡単な作り方は、こちらのページでもご紹介しています。
動画広告を制作会社に発注する
社内に広告動画を作ることのできるスタッフがいない、社内制作ではクオリティが期待できないのでプロに頼みたいという場合は、外部の制作会社に発注をします。外部制作には、さらに大きく分けて、
①制作会社にゼロベースから動画広告を作成してもらう
②テンプレートを活用した動画作成サービスを利用する
という2つの方法があります。
まったくゼロの状態から動画広告を作成する場合、まず制作会社に自社資料を提供して打ち合わせを行い、企画を提案してもらうところから始め、撮影・編集・配信までを全て制作会社に依頼します。オリジナリティがあってクオリティの高い動画広告が期待できますが、当然のことながら、時間も費用も掛かります。さらに、イメージ通りでコスパの良い動画が作成できるかどうかは制作会社のスキルに大きく左右されるため、制作会社選びが難しいというデメリットもあります。
一方、テンプレートを活用した広告動画作成サービスを利用する場合、制作会社のWebサイトにある1,000以上のテンプレートから最適なものを選び、写真・映像・テキストなどの素材を制作会社に支給することで、オンライン上で動画広告を作成することができます。1本1万円~という低料金で、スピーディーに動画広告を制作できるのが魅力です。
社内で作る場合と外部に頼む場合、それぞれのメリットとデメリットは、こちらのページで解説していますので、参考にしてみてください。
動画広告の制作費用の相場は?
動画広告を制作するための費用は、自社制作か外部発注か、さらに制作方法や制作会社によっても大きく異なっています。
動画広告を自社で制作する場合の費用は?
社内に動画制作ができるスタッフさえいれば、最低限必要なのは、カメラやライトなどの動画撮影用機材と動画編集ソフトです。最近のスマートフォンは高性能カメラを搭載しているモデルが増えてきているので、スマートフォンでも動画撮影することは可能ですが、できれば十数万円程度のビデオカメラや一眼デジカメを購入しておきたいところ。さらに人物や商品を美しく見せるための照明機材にも数万円程度は見積もっておくといいでしょう。動画編集ソフトは、スマートフォンの無料アプリや無料のソフトでも対応可能ですが、できればAdobeのPremierePROやAppleのFINAL CUT PROといった動画編集ソフトを活用するとクオリティがアップします。また、月額20万円程度掛かりますが、動画広告作成ツールを活用する方法もあります。
さらに人件費やPC、画像加工ソフトも必要になるので、社内で動画広告を制作する場合の費用相場は月額で40万円程度になります。
動画広告をゼロから制作会社に依頼する場合の費用は?
インターネットが一般的に広く普及していなかった時代、動画広告の映像を流すメディアといえばテレビCMしかありませんでした。テレビCMの制作費用は、最低でも1本3000万円~といわれていました。しかし、YouTubeやSNSなどで展開する動画広告の場合、制作会社に発注して、まったくのゼロベースから15秒~30秒程度の動画広告を制作する費用は、1本あたり30万円~40万円が相場といえます。
・撮影に使用するカメラの台数を増やす
・ドローン使用など撮影内容にこだわる
・ナレーションを入れる
・アニメーションを使う
・出演者にタレントを起用する
・編集にこだわる
など、制作内容によっては1本100万円を超えることもあります。さらに、カット編集という繋ぐだけの簡単な編集なら1本5万円程度というリーズナブルな制作会社から、中心価格帯が1本50万円程度の制作会社もあり、会社によって費用が大きく異なるため、数社から見積もりを取り、費用対効果が期待できそうか、実績と内容もしっかりと比較検討して、最適の制作会社を選ばなければなりません。
テンプレートを活用した広告動画作成サービスの費用は?
Web上でテンプレートを活用した広告動画を作成するサービスの費用は、1本1万円~5万円程度が相場。テンプレート選びや動画編集などをお客様自身でセレクトするか、制作会社のクリエイターにおまかせするか、修正対応などでも料金が変わってきます。
他の制作方法に比べて、初期費用も制作料金も圧倒的に低価格で、コストパフォーマンス抜群です。
おすすめのWebを活用した広告動画作成サービスは?
「社内に広告動画を作ることができるスタッフがいない」「社内制作スタッフに負担がかかって業務に支障がある」「広告動画制作を外注しているが費用が高い」「動画制作に時間が掛かりすぎる」とお悩みの中小企業経営者もいらっしゃるのではないでしょうか。
さまざまな広告動画作成サービスがある中、株式会社ジムでも短尺動画制作サービスの「動画パスポート」を提供しています。動画制作料金1本1万円~という圧倒的なコスパで、リーズナブルに効果的な広告動画を制作できることがおすすめのポイント。しかも、ゼロから制作会社に発注する場合、1本の動画広告を制作するのに2カ月〜3カ月程度かかりますが、「動画パスポート」では、どんなに長くても1カ月以内で完成することができるため、安価でスピーディーに動画広告を配信することができます。
低コストで動画広告を量産するメリット
1本あたりの動画広告制作に掛ける費用と時間を削減できれば、同じ予算内で数多くの動画を量産することができます。そのメリットは、いろいろなパターンの動画広告を同時に配信することで、ABテストができること。どういう動画広告がよく視聴されているのか、再生回数などの実績データを検証して、より効果の高い動画広告の制作につなげていくことができます。
例えば、20代をターゲットにした動画と30代がターゲットの動画を同時配信し、その動画からランディングページへのクリック数を計測することでターゲティングが明確になってきます。また、おしゃれなイメージと親しみやすいイメージと真逆の印象にしたり、少しづつクリエイティブパターンが異なる5本の動画広告を同時配信したり、どんなメッセージがユーザーに共感されるのか、リサーチすることもできるのです。
動画の制作料金が高ければ、ひとつの商品やサービスに対して1本の動画広告しか作れず、それをくり返し配信することになるでしょう。一方で、1本1万円、しかも1カ月に5本の動画広告を作ることができれば、どんどん数を打って、視聴者の情報を得て、効果の高い動画広告を検証する、という運用方法もあります。
商品を売るための動画、会社の認知度を上げるための動画、他社との差別化をするための動画、会社のブランディングを目的とした動画など、さまざまな目的に応じた動画広告を配信する、という利用方法もあります。
少ない費用で数多くの動画広告を制作すれば、同時にWebマーケティングができて、より効果の高い動画広告を作るためのヒントになるだけでなく、自社のブランドイメージを理解したり、商品開発の方向性の参考にもなるのではないでしょうか。
動画制作費1本1万円~の「動画パスポート」とは?
株式会社ジムの「動画パスポート」は、YouTube広告やSNS用の6秒~30秒程度の動画制作を毎月の定額料金で依頼できるサービスです。お客様のWebマーケティングに欠かせない動画広告が手軽に発注できます。
3つの大きな特長は、
①動画制作費1本1万円~、毎月5万円で5本の動画を制作できる
②1,000種以上のテンプレートを見てイメージしながら選びやすい
③1本から依頼OK! 必要なときに必要な本数だけ注文できる
テンプレートの中からお客様の商品・サービスに適したものをサンプル動画を見ながら選び、お手持ちの写真・動画素材から動画広告を制作するサービスです。写真・テキストはお客様が準備して、テンプレート選びや動画編集も自分でセレクトする『編集のみプラン』の他、素材のセレクト・テンプレート選び・動画編集をクリエイターが対応する『おまかせプラン』もあります。
これからの動画広告は、お金と時間を掛けず、フォーマットサービスを利用して、複数の動画広告を同時配信してPDCAをどんどんまわしていく時代。いろいろなプロモーションをして、テストしながら、本当に効果の高い動画広告に絞って配信していきましょう。
動画パスポートで制作した動画広告の配信結果を分析した効果レポートをお渡ししています。サービス紹介や実績動画など、詳しくは下記よりご覧ください。