コロナ禍が始まって以来、オンラインでの商談やセミナーが日常化しました。またZoomやGoogleのMeet機能を使って行われるオンラインセミナーは「ウェビナー」と呼ばれていて、注目を集めています。PC内蔵カメラを使ってオンライン商談やウェビナーを行っている人が多いかと思いますが、Web専用のカメラを一度使うと、その優秀さにきっと驚くでしょう。今回は、他のZoomセミナーと差をつけられる、おすすめの外付けWebカメラを紹介します。Zoomを使う際、画面に写る自分の表情の乏しさや暗い部屋の雰囲気に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
Zoomセミナーに外付けWebカメラを使うほうが良い理由
単にオンライン会議をするだけであれば、音声のやりとりがきちんとできれば問題はありません。しかし、一般的なウェビナーでは、自分の顔を画面に映すことになります。「人は見た目が9割」と言われるように、ウェビナーでも表情や背景など、ビジュアルによってかなり人に与える印象が変わってくるものです。ここでは、ZoomセミナーにWebカメラをつけたほうが良い理由を紹介します。
画像が鮮明に映る
パソコン、特にノートパソコンを使用する際には、顔が暗く写ることがあります。顔周りが暗いと疲れたような印象があり、商談やウェビナーに力が入っていないと取られてしまうことも。Zoomには照度調整機能が付いていますが、それだけでは不十分です。夜間や間接照明を使っている部屋でのウェビナーとなればなおさらです。そこで、外付けWebカメラを使用することによって顔周りをしっかり明るく写すことができます。
角度を調整できる
一般的なパソコンで写せる角度は約60°と言われています。これ以上の広域で見せたい場合はパソコンを離すしかありませんが、登壇者も離れてしまいます。その時にWebカメラがあれば、自由な位置に置いて見せたい範囲を映し出すことができます。
ズームアップできる
広域を写したい時もあれば、反対に範囲を絞ってズームアップして見せたいということもあるでしょう。そういった時に、特定のものをズームアップして写せるズーム機能つきのWebカメラがあると大変便利です。小さな商品を紹介する時でも、この機能があるだけで、説得力は大きく変わってくるでしょう。
外付けWebカメラの種類
パソコンなどに取り付けられるカメラの種類は、ひとつだけではありません。PC接続できる専用のカメラが必要と思われがちですが、実はデジカメをパソコンに接続することも可能です。ここではPCに外付けできるカメラの種類とおすすめの活用シーンを紹介します。
デジタルカメラ
一眼デジカメやコンパクトデジカメをパソコンと接続し、高画質な映像をウェビナーで配信することができます。ほとんどのデジタルカメラはズームアップが可能ですので、発言者の顔を大写しにすれば、熱意や表情が強く伝わるかもしれません。臨場感も伝えやすく、会場の雰囲気をしっかりと感じてほしいという人にもマッチします。ただし変換ケーブルやキャプチャーボード、ソフトウェアなどの機材が別途必要になることもあります。
Webカメラ
初めて外付けカメラをウェビナーに用いるのであれば、Web専用のカメラを用意したほうが良いでしょう。小型のWebカメラは、パソコンに接続すればすぐに使えるようになっているため、専門的な機材を購入する必要がありません。ただし、価格や品質の幅が広く、自分に合うものを選ばなければ、コストパフォーマンスが悪いと感じてしまうことも。画質や音声のクオリティ、携帯性、操作性などを比較して、じっくり選びましょう。
据え置き型Webカメラ
1台のパソコンに取り付けるのではなく、筐体一体型でデスクに置く据え置き型Webカメラ。会議室にて複数名で行う対談や、パネルディスカッションに向いています。発言者ごとにカメラの向きを変えられるタイプであれば、しっかりと発言者の顔にフォーカスできます。持ち運びには不向きですが、毎回同じ場所でウェビナーを開催するケースにはお勧めです。
Webセミナーをさらに良くする3つの機材
Webカメラを揃えたら、早速ウェビナーを開始したいものです。でもその前に、せっかく実施するのであればもう少しこだわってよりクオリティの高いウェビナーにしたいものです。
そのためには、Webカメラに加えて
・マイク
・照明
・三脚
の3つを用意することをお勧めします。
どんなに画質が良くても、肝心のプレゼンターの声が聞きとりにくければ意味がありません。Webカメラと同様に外付けのピンマイクやガンマイクを使えば、音声をしっかりと届けられます。天井の蛍光灯が顔に影を作って暗い印象になってしまうときには、撮影用の照明を当てて、顔を明るく照らしましょう。
三脚はカメラの高さを調整しやすくなるため、ひとつ持っていると大変便利です。せっかく開催するWebセミナーですから、視聴者によりわかりやすく伝えられるようにしたいものですね。そのためにも、ぜひWebカメラをはじめとする周辺機材をそろえてみましょう。
タイプ別!おすすめの外付けWebカメラ5選
外付けWebカメラといっても、ウェビナーの内容や会場によって、最適なカメラは変わってきます。ここではタイプ別におすすめの外付けカメラを紹介します。
全体会議・ウェビナー向け「BUFFALO BSW500MBK」
コンピューター周辺機器メーカーのBUFFALO(バッファロー)が販売しているこのカメラは、120°と広視野角レンズが採用されていて、広い会議室でも全体を写すことができます。フルHDで表示したときでも、1秒間に30コマの動画処理がされるため、動画が途中で止まってしまうことがありません。ノートパソコンだけではなく、机などの平面にも設置可能です。マイクが内蔵されているところもポイント。通常のパソコン内蔵カメラの画質は100万画素程度ですが、こちらのカメラは200万画素と高画質です。
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画質と携帯性にこだわるなら「ロジクールC920n」
画質や操作性、音声機能、そして携帯性にもこだわるのであれば、ロジクールのC920nがおすすめ。160gと軽量で、どこにでも携帯できます。デュアルマイク搭載のステレオオーディオで、臨場感のある会話を録音できます。また、HDオートフォーカスによって光補正がなされ、鮮明な画像を配信できます。パソコンに取り付けるだけではなく、三脚にも対応していて、さまざまな写し方ができます。視野角は78°と決して広くはありませんが、大人二人を写す分には十分です。
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ワンランク上のウェビナーを企画するなら「Anker PowerConf C300」
世界的に有名なAnker(アンカー)社が提案しているこちらのWebカメラは、AI機能を搭載していて、撮影される被写体に合わせて明るさが自動で最適化されます。そのため、自分で照度調整などをする必要はありません。また、このAI機能によって被写体に自動でピントが合わされ、人も物もクリアに映し出すことができます。ウェビナーや商談で製品紹介を行う人にもぴったりです。色調補正機能や最適な画角の自動検出機能もあり、ハイクオリティなウェビナーを提供できるでしょう。音声処理機能や不要な映り込みを防ぐプライバシーシールドもうれしい機能です。
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WindowsやMacにも対応可能な「サンワサプライCMS-V51BK」
外付けWebカメラの中には、Windowsのみに対応していて、Macには対応していないものが少なくありません。しかし、このサンワサプライのCMS-V51BKはどちらにも対応しています。500万画素という画素数は、外付けWebカメラのなかでは群を抜いています。水平画角103°の広角レンズ付きカメラは、複数人の会議におすすめ。3mのロングケーブルが付属しているので、広めの会議室での利用に便利です。
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操作性を重視する人におすすめエレコム「UCAM-CF20FBBK」
Windows10標準搭載の認証機能に対応した、エレコムのモデルです。USBを差し込めばすぐに使える簡単接続モデル。初めて外付けWebウェブカメラを使う人にぴったりといえるでしょう。手軽でありながらも200万画素と高画質で、自分の表情をしっかりと伝えられます。また、高音質のデジタル内蔵マイクがついていて、ヘッドセットなしでの通話や、複数人でのWeb会議に適しています。ノートパソコンへの取り付けや平面設置も可能で、操作はらくらく。Windows10にのみ対応している点は、気をつけましょう。
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まとめ
「Zoomセミナーは、パソコンの内蔵カメラで大丈夫」と思っている方が多いかもしれませんが、一度外付けWebカメラを使ってみると、その画質のクリアさに驚くはずです。ぜひ一度チャレンジしてみてください。
また「ウェビナーを録画してアーカイブ動画を作りたい」「資料をもっと見やすく分かりやすくしたい」「技術的なことはまかせてプレゼンに集中したい」という方は、株式会社ジムが提供しているZoom録画・編集サービスをぜひご検討ください。
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