マーケティングのトレンドのひとつとして注目されているのが、VR動画を活用した仮想空間体験の提供です。
VRゴーグルを使ってVR動画を見ると、その場にいなくても、360°の視野でリアルな疑似体験をすることができます。さらにドローンで空撮したVR動画では、現実的には見られない空から見た映像もバーチャル体験できると人気を集めています。
そこでこの記事では、ドローン空撮による360°VR動画は、マーケティングの注目ツールとしてどんな活用方法があるのか、撮影事例やマーケティング効果、VR動画の制作費用まで、株式会社ジムの制作実績をご紹介します。
VRカメラ付きドローンで撮影した動画のマーケティング効果とは?
マーケティングの新しいツールとして注目を集めているのが、ドローンで空撮したVR(バーチャルリアリティ)動画です。ドローンの機体にVRカメラを装着して撮影すると、まるで空中を飛んでいるかのようなVR動画を制作することができます。インターネットを通じてPCやスマートフォンでVR動画を見てもらうことで、仮想空間での体験を提供。ゴーグルを付けて視聴すれば、その場にいるかのような臨場感がある360°の視野で、バーチャルでありながらもリアルに感じてもらうことができるのです。
ドローン撮影した360°VR動画の活用事例としては、遠方にいて気軽に行けないなど、その場にいない人にもリアルに近い疑似体験を提供したり、ドローンで空撮することでリアルでは感じることができない空間も体感してもらったりすることができます。
具体的なマーケティングツールとして、どのような活用事例があるのか、ご紹介しましょう。
ドローン空撮のVR動画で会社案内を作成
就職活動をする学生は、必ずしも会社の近隣に在住しているわけではありません。遠方に住んでいて、なかなか会社説明会に参加できず、会社案内のパンフレットとホームページの情報しか得られない学生もいるでしょう。
会社案内ツールとして、ドローンで空撮した360°VR動画があれば、まるで実際の会社を訪問しているかのような感覚で、オフィス内や仕事現場のバーチャル見学をしてもらえます。たとえば、従業員以外は気軽に立ち入ることができない工場内や高所でも実際に仕事をしている人の目線で体感したり、施設の全景を見渡すこともできたりします。
住宅販売ツールに空撮したVR動画をプラス
戸建て住宅やマンションを販売する際に、ドローンで室内などを撮影した動画が用いられるようになっています。この販売ツールに、空撮した360°VR動画をプラスすれば、鳥の目線で、街全体の景観や街並みなども、顧客に見てもらうことができます。たとえば駅からの距離感、周囲の環境など、空から見た映像だからこそ伝えられることもあるでしょう。
実際に見てみたいと思わせる観光案内のVR動画
コロナ禍での観光自粛などの際、気ままに出かけられるようになったときのために情報収集をする人が増えたと思います。360°VR動画なら、写真や普通の映像だけでは伝えきれない臨場感を感じてもらい、自分の目で実際に見てみたいと思わせることができるでしょう。さらに空撮した動画があれば、高い山に登ったり、飛行機などに乗ったりしなくても、絶景を楽しんで、観光地の魅力を味わってもらえます。
ドローン空撮による360°VR動画の制作事例と費用
マーケティングの新しいツールとして、実際にどのようなVR動画が活用されているのか、株式会社ジムの制作事例をご紹介しましょう。
ドローンVR動画でオンライン仕事体験ができる
高校生や専門学校の学生を対象とした『通信産業インターンシップ2022』のイベントコンテンツのひとつとして「通信インフラエンジニアお仕事体験VR」を制作しました。
インターネットやスマートフォンに用いられる通信ネットワーク・通信インフラを構築する通信インフラエンジニアには、アンテナなどを取り付ける技術者の仕事があります。鉄塔、電柱、ビルの屋上といった高所やマンホールの中などでの作業をVRカメラを付けたドローンで撮影することで、どんな環境で仕事をするのか、実際の技術者の目線で現場を体感してもらいました。
10代後半から20代の世代はゲームなどでVRになじみがあり、実際にVR動画を見たことがある学生は4分の3程度いました。しかし、VRゴーグルを付けて「お仕事体験VR」を見ると、VR動画の世界に没入し、仕事現場に入り込んだように夢中で見入っていました。
通信産業インターンシップ2022
https://cc-platform.net/lp/index.html
インフラVR動画
https://www.youtube.com/watch?v=zqv7tcRf2_8
ドローン視点の360°VR動画で空からの景観を楽しむ
鉄道会社からの依頼で、観光地誘致のためのVR動画を制作しました。実際に歩いているような映像だけでなく、空から撮影したVR動画で360°見渡した景観を紹介。
https://youtu.be/ATdycPq_7nI
芦ノ湖上空からの360°VR動画で、富士山と芦ノ湖をきれいに見渡すことができます。
https://youtu.be/MMHTAHL3yGQ
ドローンとVRカメラで東京の夕景を撮影。東京タワーをゆっくり臨むことができます。
https://youtu.be/WIYUyLQZCZ0
ドローン空撮によるVR動画の魅力は?
ドローンで空撮した360°VR動画は、株式会社ジムの制作事例でも紹介したように、バーチャルでありながらリアルに感じてもらうことができて、没入感が大きく、伝わり方の深度が深いのがポイント。YouTubeなどでVR動画を公開することによる集客効果もありますが、興味をもったり、詳しく知りたいと思ったりした人をナーチャリングする効果が期待できることが大きな魅力です。そのため、集客の次のアクションにつながるマーケティングツールとして、注目されています。
さらに企業研修でVR動画を活用したり、VRを使った会議などを行ったりする会社もあります。
ドローンで空撮した360°VR動画の制作費用は?
VRカメラを付けたドローンで空撮した360°VR動画の制作費用は、撮影内容や時間などにもよりますが、トータルで40万円~80万円程度です。
その内訳としては、
●撮影費用 20万円~30万円程度
●動画編集料金 5万円~50万円程度
●その他、移動交通費、ディレクター費、アシスタント費など
撮影内容によっては追加費用がかかる場合もありますので、打ち合わせをして見積もりを依頼しましょう。
ドローン空撮を活用したVR動画制作なら株式会社ジムにおまかせ
株式会社ジムでは、2012年から日本全国で500現場以上のドローン撮影実績がある「ドローン東京」というサービスを行っています。大がかりな機材を必要とせず、短時間での空撮が可能のため、企業のプロモーションビデオに幅広く活用。ドローンの機体に独自のジンバルを装着したVRカメラを取り付けて撮影することで、まるで空中を飛んでいるかのような動画になり、バーチャルツアーなどのVRコンテンツ制作ができます。
ドローン東京
https://www.dronetokyo.jp/
さらに、VRを使ってライブコンテンツ・インテリア・エクステリア・風景などを撮影・配信するサービス「バーチャルアリーナVAR」を展開。あらゆるコンテンツを自宅でも目の前にいるかのような感覚で視聴してもらうことができます。
バーチャルアリーナ
https://virtualarena.jp/
仮想空間での体験を提供するのが、今の時代のトレンドになっています。ドローン空撮によるVR動画を活用したマーケティングは、ぜひ株式会社ジムにお手伝いさせてください。