コラム

2024.02.11

自社のオウンドメディアと相性のよいSNSを知り、効果的に活用しよう

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記事を投稿し構築されるオウンドメディアは、検索からユーザーの訪問が見込めるメディアです。そのため、オウンドメディア単体では、顧客への積極的なアプローチ力に欠けると考えられます。

そこで、SNSを並行して活用することによって、より多くの顧客や年代に向けた発信が可能です。自社のオウンドメディアが発信する内容と相性のよいSNSを知り、効果的に活用し、オウンドメディアへの集客窓口を増やしていきましょう。

オウンドメディアの特性を知ろう

画像01オウンドメディアとSNSの関係性を知るために、まずはオウンドメディアの特性をご説明します。

マーケティング界隈において、オウンドメディアは「自社で運営し情報発信するブログのような形態のメディア」を指すことが多くなっています。ユーザーが検索したキーワードから、記事への訪問・流入を見込んだメディアです。

読者が特定のキーワードで検索をおこなった場合に、自社メディアの記事が検索結果のページの上位に表示されることで訪問者数を増やせるよう、オウンドメディアではさまざまな施策をおこないます。

この施策はSEO(検索エンジン対策)と呼ばれ、オウンドメディア運用で欠かせないものです。

しかし、何万とあるWebサイトの中から検索結果の上位に表示されるのは、SEOの適切な施策が必要です。かんたんにできるものではありません。また、効果があらわれるまでに時間がかかる場合が多く、SEOの施策だけでは訪問者を短期間で急激に増やすことは難しいのが現実です。

この、オウンドメディアの特徴でもあり弱点ともいえる“積極的な読者へのアプローチが難しい”といった部分を補う役割を果たすのが、SNSだといえます。

オウンドメディア運用の視点でみたSNSの役割

オウンドメディアはSEO施策を行い、検索から記事への流入が見込める自社保有のメディアだとご説明しました。オウンドメディア運用におけるSNSは、積極的に狙った読者へアプローチすることが難しい、オウンドメディアの弱点を補うのが役割です。

オウンドメディア運用の視点からみたSNSの役割は、大きく分けて以下の3つが考えられます。

  • オウンドメディアの記事の拡散
  • 適切なターゲットに向けた情報提供
  • 写真・動画などを使用した視覚的な情報提供

さまざまなSNSがあり、それぞれに得意な部分や特徴があります。そのため、検索流入だけではアプローチしづらい顧客の獲得が見込めるのです。

オウンドメディア運用にSNSが必要だと言われる理由

オウンドメディア運用にSNSが必要だと言われている理由は、SNS利用者が年々増えていることが挙げられます。

総務省が毎年おこなっている「通信利用動向調査」では、2021年から2022年にかけて、ほぼ全年代でSNSを利用している個人の割合が増加しました。

(引用:総務省「令和4年通信利用動向調査の結果」|SNSの利用動向

インターネットの利用目的・用途では、SNSの利用が80%であり1位となっているのもわかります。

(引用:総務省「令和4年通信利用動向調査の結果」|インターネットの利用目的・用途

情報をSNSから取得する動きも多く見られます。また、近年では若年層を中心に、インターネット検索だけでなくSNSで商品やお店などを探す動きが強くなっているともいえます。

SNSのハッシュタグを活用して情報を収集する行動には「タグる」という通称がつけられるほどです。

SNS活用が多くされるようになった結果として、オウンドメディアに重要となる「検索エンジンから検索する」というユーザーの動きだけに依存し集客していると、ターゲット層やジャンルによっては集客に成功しない可能性もあると考えられるでしょう。

オウンドメディア運用との相性が良いSNSと活用方法

画像02SNSにはさまざまな種類があり、オウンドメディア運用と相性が良いとされる代表的なSNSは以下の3つです。

  • Facebook
  • Instagram
  • X(旧Twitter)

これらのSNSについて、特徴と活用方法をみていきましょう。

Facebook

Facebookは、実名登録制のSNSです。日常の出来事だけでなく企業の活動報告など、SNSの中でもフォーマルな場として活用されている印象を受けます。

実名だけでなく生年月日や性別・職業など、登録できるユーザー情報が豊富であるため、ターゲットを絞りやすいのが特徴です。

これらの特徴から、以下のような内容を発信しているオウンドメディアなどと相性がよいといえるでしょう。

  • 企業広報
  • プレスリリース
  • オウンドメディアリクルーティング(採用)

Facebookは詳細な情報から選定された適切なターゲットに向け、情報提供をしやすい SNSです。

Instagram

Instagramは、写真・動画を投稿できるSNSです。ビジュアルが重視されたSNSとなっており、日常・情報などを投稿できます。

画像など視覚情報としてユーザーに訴求できることや「ハッシュタグ(#)」を使用し情報を検索できる点が、Instagramの特徴です。

以下のように、ビジュアルでターゲットに魅力を伝えられる情報を提供しているオウンドメディアとは、相性がよいでしょう。

  • 製品・サービスの訴求(アパレル・美容・インテリアなど)
  • お店(物販・飲食など)

ただし、Instagramでは投稿内にリンクを貼れません。プロフィールまで見てもらう必要があります。そのため、投稿内でプロフィールにきてもらうための施策が必要になる点、運用するうえで注意が必要です。

X(旧Twitter)

X(旧Twitter)は、文章を気軽に投稿できるSNSです。通常は全角1~140文字、課金して利用している人は全角2,000文字までの文章を投稿できます。

ユーザーが興味のある投稿がおすすめで表示されたり、投稿にたくさん「いいね」がつけられたいわゆる「バズっている」投稿が、ユーザーの目につきやすくなったりします。

「ハッシュタグ(#)」での検索も可能なため、ピンポイントで興味をもっているユーザーに情報を届けることも可能です。

リポスト(旧リツイート)というシェア機能により拡散力があり、興味のあるユーザーに届きやすいことから、以下のような内容を発信しているオウンドメディアなどと相性がよいといえるでしょう。

  • 企業広報
  • プレスリリース
  • 製品・サービスの訴求(アパレル・美容・インテリアなど)
  • お店(物販・飲食など)

どのようなオウンドメディアとも相性が良く、ユーモアのある投稿も受け入れられやすい傾向にあります。しかし、拡散力があり気軽に生の声を発信できることから、炎上などといったネガティブな動きに注意が必要なSNSです。

自社のオウンドメディアに適したSNSの活用事例

自社オウンドメディアに適したSNS活用の事例を、弊社のドローン撮影事業「ドローン東京」を例に、ご紹介します。

ドローン東京は、日本全国でドローンを使用した撮影をおこなっているサービスです。ニュースやテレビ番組・CM・太陽光発電の点検など、ドローンが必要になるさまざまな状況で撮影を承っています。

ドローン東京のオウンドメディアで発信している内容は、主に以下のとおりです。

【発信内容】

  • 撮影した映像
  • ドローン撮影時のレポート
  • ドローン撮影にまつわる情報(費用相場・機材など)

ドローンの空撮を依頼したいと考えている方は「ドローンの空撮映像」「ドローン撮影の実績」などに興味があると考え、以下2つのSNSを活用しオウンドメディアへの動線を確保しています。

【使用SNSと内容】

  • Instagram:実際のドローン空撮映像を投稿
  • Twitter:ドローン撮影の実績(メディア主演情報など)を投稿

こちらは、実際のインスタグラム投稿の様子です。ドローンで撮影した映像を生かし、投稿しました。

 

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弊社サービスのドローン東京は「映像コンテンツ」が大きな強みであると考えています。そのことから、SNS活用におけるポイントは、以下のとおりです。

【SNS活用のポイント】

  • ドローンのオウンドメディアのため、映像を使った訴求が効果的
  • X(旧Twitter)では画像をつけて視覚的に目を引くように工夫
  • 自社プロフィールに顧客が気になるであろう部分を明記(ドローン撮影を承っている旨や法律関連・各種申請など)

自社の強みとなる部分とターゲットを明確にし、これらに適したSNS選びをしてオウンドメディアへの集客ができるようにしていきましょう。

デザイン会社のジムはオウンドメディア運用からSNS活用までお手伝いしています!

東京市ヶ谷のデザイン会社である「株式会社ジム」では、オウンドメディアの運用からSNS活用までワンストップでお手伝いしています。

「誰に」「何を」「どの様に」伝えるのかを大切にし、お客様と一緒になって伝え方をデザインしていきます。コピーライターも在籍しており、ターゲットに合わせた文章で訴求していくことが可能です。

  • オウンドメディアをもっているものの、うまく集客できていない
  • 自社オウンドメディアには、どのSNSを活用するとよいのかわからない
  • SNS運用をしたいけれど、どのような内容を投稿すればよいかわからない

このようなお悩みがあるオウンドメディア担当者さま、ぜひ株式会社ジムにお声かけください。SNSを活用し、オウンドメディアへの効果的な集客を目指していきましょう。

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